概要
佐田岬メロディーラインは国道197号のうち、以前の保内町から三崎港までの区間約40kmを指すものです。以前の国道は、宇和海に開かれた集落を結ぶため急峻な海岸部にあり、このため線形が悪く、幅員が狭小で走りにくく、語呂合わせで「い(1)く(9)な(7)酷道」と呼ばれていました。この間の改築事業は昭和40年代半ばに着手し、昭和末期の62年に全線完成しました。
当社は、このうちの保内地区、川永田地区、三机地区、大久地区、三崎地区の5地区の測量、設計を受注し、完成させました。
主な業務内容
| 測量 | 中心線測量 一式、縦断測量 一式、横断測量 一式、用地測量 一式 |
|---|---|
| 設計 | 道路詳細設計 一式 |
所在地MAP
エピソード
佐田岬メロディーラインの計画ルートは、現道がある急峻な海岸部を避け、地形が比較的緩やかな頂上部に移行させました。急峻な地形箇所にはトンネルや橋梁で対処したため、測量及び設計ともに、それ程困難を要するものではありませんでした。
当時の業務組織の届出は責任者(全て大野社長)と担当者であり、今で言う管理技術者はいませんでしたが、上記5地区のうち、保内地区、三机地区、大久地区の3地区の業務は自分が主になり遂行しました。この時期の社内方針は路線測量を行った者が道路設計、用地測量を行うことを基本としていたため、1地区(約2~4㎞)の業務を終えるのに1年半から2年を要しました。
入社して5、6年目の自分に実施設計は荷が重たかったのですが、官の担当者から「2週間に1度の打合せ」と、「官民一体となって何とか良いものを作ろう」との合言葉に乗せられて頑張りました。