技術力

TECHNOLOGY

ドローン測量や3次元解析など最先端技術を駆使し、高精度なデータで社会インフラの未来を支えます。

ドローンレーザースキャナによる3次元測量

ドローンレーザースキャナによる3次元測量とは、ドローンに搭載されるレーザースキャニング技術を用いた装置で、主にLiDAR(Light Detection and Ranging)技術を使用し、レーザー光を対象物に照射して地形や構造物の詳細な3Dデータを取得するものです。当社はYellowScan製のVx20シリーズを所有しており、1秒間に20万点のレーザー光を発射して広範囲を迅速にスキャンできるため、大規模な地域のデータ収集を効率的に行えます。これにより、従来の測量方法より高精度なデータ収集が可能となり、時間とコストを大幅に削減することができます。ドローンレーザースキャナによる測量技術は、測量や建設業界で効率性を向上させるだけでなく、環境調査、インフラ点検、農業など多岐にわたる用途で利用されています。

測量から面化までのフロー図

3次元測量データを用いた出来形管理

3次元測量データを用いた出来形管理とは、3 次元データや情報通信技術の適用により高効率・高精度な施工を実現することを目的としたものであり、「品質管理の向上」「作業における効率化・簡素化」を図るものです。建設や土木工事において実施する施工管理にあたり、施工物を地上レーザースキャナまたはUAV(無人航空機)などを用いて3 次元計測を行い、出来形管理の点群データや施工履歴データの取得によりトレーサビリティが確保されるとともに、高精度の施工やデータ管理の簡略化・書類の作成に係る負荷の軽減等が可能となります。

出来形管理のフロー図

3次元設計 橋梁

構造物と地盤を含めた3 次元モデルに、阪神大震災や東日本大震災などの地震波形を入力することで、地震時の橋の動きを把握することができます。その解析データを用いて、大規模地震に耐えうる構造物の設計を行っています。また、下部工などの3次元配筋図を作成し、鉄筋同士の干渉や過密鉄筋チェックなどに役立てています。

3次元設計図

3次元設計 道路設計

作成した3次元モデルをAR(拡張現実)技術を用いて表示することで、地元住民への説明資料として活用しました。従来の2次元図面を用いた説明や、単に画面上に3次元モデルを表示する方法と比べ、地元住民の理解を促進することができました。また、3次元モデルを作成することにより、現構造物への影響や現地形との接続状況が視覚的に明確となり、設計プロセスの補助となりました。今後の展開として、より見やすく、理解しやすい説明資料を作成するため、ゲームエンジン(TwinMotion)を活用したリアルな描写の3次元モデルを作成していく予定です。

ARを用いた設計例